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ユーモアの中にも作物栽培の知恵が詰まっていました
更新日:2015.01.15
「春夏野菜の育て方」をテーマに農業講座第3講を開校
15日(木)、午後から園芸アドバイザーの服部和雄先生をお招きして農業講座を開きました。受講者は23人でした。
今回のテーマは、トマト・ナスビ・キュウリ・スイートコーン・ピーマン・カボチャ・スイカ・ゴーヤ・サツマイモなど「春夏」野菜の上手な育て方を学ぶものです。
先生からは、最初に日本農業新聞に掲載された2015年度に売行きが好調と見られる野菜(バイヤーを対象とした調査)は、①サツマイモ ②スナップエンドウ ③トマト であることが余談として
話があり、本題の育て方に入りました。
育て方の基本は、①土づくりで春夏野菜の畑は今が一番土づくりで大切な時期。この時期に有機物の投入が求められるとして落ち葉やわらあるいは未熟たい肥などが必要と強調され、続いて②
野菜の性質を知ることが大事。原産地の気象条件を熟知して適した時期に対応する。③野菜の性質を生かせとして適温など知って栽培する ④光線が必要である ⑤畑の準備を怠らない。元肥や苦土石灰の投入を忘れない など丁寧に細かな話を提起されました。
その後、それぞれ作物の上手な育て方をユーモアを交え、また、事例や経験をもとに栽培方法を語られ説得ある話に終始しました。連作障害の避け方、湿気を嫌い野菜の対処法などの中で、自分に一番適した作物(育てやすい)を作ることが重要とお話がありました。
いつも笑いを誘いながらも的確に栽培のツボを語られ、とくに、注意する点や欲張らないことなどに触れ、身の丈の育て方と収穫に当たることが必要と締めくくられました。