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日本の空港で初、滑走路の雑草を堆肥に

更新日:2014.01.30


大阪国際空港の堆肥化施設を見学

1月27日(月)、当法人のメンバーが大阪国際空港内の堆肥化施設の見学に伺いました。昨年、とよなか市民環境会議主催の「しみん環境展」に同空港で製造されている堆肥の展示も含め、活動の様子を来館者のアピールされており、こちらも「とよっぴー」を使って活動をしていることから見学に伺うことになったものです。

s-01 空港刈草堆肥場紹介

当日は、同空港内の堆肥化施設に赴き関係者から堆肥システムの説明などを聞きました。滑走路に面した録地帯は、飛行機が滑走路から逸脱した時のクッションとなるもので、年3回、草刈りを行っており、その量は年間900トンに及ぶそうです。

システムは草刈りした原料(細断刈草)に加水(約60%)して肥料の元を混合。その後約2か月間撹拌、養生を繰り返し(シート養生)、約2か月の間に撹拌を行い、また養生を約2か月かけて製品となるものです。シートをかぶせた養生時期は発酵温度が60度になるそうです。

「ITMそら農園」、環境イベント、地元の学校への無償配布などで活用しているそうです。

当法人が資源循環で活用する「とよっぴー」とは原料が異なりますが、自然に依拠してシンプルな仕組みの施設に感心して帰ったところです。

ちなみに、そら農園ではナス、キュウリ、サツマイモ、ジャガイモなどを育てているそうでした。

 

 

 

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