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都市で学ぶ農楽講座(第15講)を開く

更新日:2012.12.21


47人が熱心に受講(畑の管理と冬場の土づくり)

昨日午後から、作物の栽培技術などを学ぶ標記講座を開講しました。講師は、豊中市花とみどりの相談所相談員の高木勇先生です。先生自身、自ら多くの作物を育てておられ、とくに、豊中より少し寒いところですので、講座名にあるように「冬場の土づくり」は経験も含め実践に裏付けられた含蓄深いお話が具体的に行われ、受講者の皆さん参考になりました。

冬場の野菜づくりのベースは、作業として①野菜の好きな土(畑)をつくることが原則で、何を育てるかの前に、土をつくる大切さを丁寧に説明され、続いて②種まきと苗づくりの話があり、良い畑ができたら良い苗を育て、良い苗を選ぶことが大事と強調されました。

良い畑と苗ができたら、③野菜の実際的な管理を忘れないこととして、間引き・育苗・植え付け・支柱立てと誘引・整枝・追肥・中耕・授粉
などの話が丁寧にありました。その後、収穫そして整理の順序で方法をお話されました。

また、肝心の冬季作業の方法も、春から夏と秋にかけてフル活動してきた畑は完全に過労状態。ここらで養生させることが重要で「害虫や病菌で窒息寸前の土を活性化させるチャンスが冬の4か月」といわれ、そのための具体的な方策が、有機質投入も含め提案され、土づくりとしてまとめられました。

先生のポリシーは、季節に合った野菜をそだてることだそうです。旬の野菜は、栄養価も高く、育てやすく、肥料も少なくて済むとのことでした。

 

 

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