理念
生ごみから「たい肥」を作り、「資源の環」を通じて、「人の輪」「地域の和」をつなぎます。
理事長からのメッセージ
理事長の高島です。
地元の婦人会で「傘から買い物袋作り」やバザーなどのエコ活動を担当していました。その関係で、豊中市の環境塾に参加するうち、とよなか市民環境会議生活部会のマイバック運動などを経て、生ごみたい肥化実験に係わるようになりました。
家庭の生ごみたい肥化は、ささやかな小さい輪です。自然の循環がお手本で、自分で循環を見届けることのできる唯一のリサイクルです。
一方、「とよっぴー」のたい肥化活動は、もう少し大きな循環の輪です。10年前からのたい肥化実験からすると、「とよっぴー」活動を通して、本来出会うはずのない方々との出会いがあり、今まで関心のなかった世界をも見聞することになりました。
ボランティアといえば、福祉や子育て支援などがありますが、「土から生まれたものを土に返す」
という資源循環の「とよっぴー」活動もボランタリーです。いろいろな活動の中から、やりたいことが見つかり、それが少し社会のためになるとしたら、素敵なことではありませんか。
理事も会員も、ここでは、みんな平等で上下関係はありません。みなさんと楽しく活動していきたいと思います。
設立の趣旨と目的
この法人は、広く市民に対し、地球環境を守る市民行動計画である「ローカルアジェンダ21」の取り組みの一環として、食品残さや家庭の生ごみなど有機性資源活用の必要性を啓発するため、生ごみの堆肥化を通じ、花の栽培や作物栽培などの多様な事業を展開することにより、生命による有機物の循環システムを市民自らが実感し、排出物の分別及び減量と再生利用を促進させるとともに、あわせて資源循環を理念とした持続的発展が可能な地域社会の形成に寄与することを目的とする。
主な活動
<資源循環・持続可能性・恊働とパートナーシップ>
●生ごみを燃やさないで再生利用 (減量/再資源化)
●資源を活用(堆肥)した作物栽培 (資源循環)
●地場産作物の地域消費 (地産地消)
●環境教育の推進 (食育/発生抑制)
●有機性資源の活用 (焼却回避)