野菜作りに興味ある人へ

プロの方から貴方へのうれしいメッセージ

「花と緑のネットワークとよなか」では地元の農家の方ともさまざまな連携を行い、食物の資源循環に貢献しています。
「とよっぴー」の効果と活用方法の研究
豊中市初の一等米の育成
豊中市の学校給食センターへの「とよっぴー」で育てた玉ねぎの供給

農家との連携

農家のみなさんとの連携は、1999年頃から始まりました。当時はたい肥化実験の時期で、豊能町の農家で試験的に活用していただきました。
その後、市内走井の橋本さんにて初めて「とよっぴー」を使ってお米作りに挑戦していただき、その結果を踏まえ2軒に広がりました。

橋本さんの評価もあり、豊中市農業委員会の中で組織されている豊中市農業者経営協議会研究部会(当時27軒農家)の皆さんが「とよっぴー」を使って給食食材である玉葱の一斉栽培に取り組んでいただき、現在も続いています。
現在では、「花と緑のネットワークとよなか」の指定農園での作物栽培と農体験活動、協力農家による地場野菜の頒布や旬の野菜の給食食材納入に発展しています。
農地が市面積の2.3%程度の豊中で数少ない農家と連携した取り組みによって地産地消の広がりや有機資材である「とよっぴー」を使用した環境に優しく循環を理念とした作物作りが行われています

プロ(農家)の方からのメッセージ

野菜作りの第一歩は土作りです。しかし、最後の言葉は愛情です。どれだけ手間をかけて育てたかにつきます。
自分の育てた野菜は見てくれは悪くても味が最高、と野菜作りをした人が感じるのは当たり前のことです。
野菜作りのプロは毎朝、畑を見て回り、今、野菜は何を望んでいるか話を聞くことです。これが愛情です。あなたも、アイ・ラブ・ベジタブル! (T.Yさん)

プロ(農家)の野菜づくり

土作りが7割
野菜作りは70%が土作り、残り30%が肥料です。いかにいい土を作るかそれが決定打です。また、綺麗な野菜か美味しい野菜かと考えれば、前者は生産者、後者は家庭菜園などでの栽培の基本です。手抜きをせずに、しっかり野菜を付き合うことでいい作物ができると確信して作物作りを進めています。 (農家のS.Kさん)

私の野菜作りのコツ
秋・冬野菜の場合、種蒔きを市内の気候にあわすことを心がけています。慌てないことを基本にしています。大根・人参・白菜などは9月初旬から適日にして照準を考えて対応しています。植え付ければ芽が出て本葉が4~5枚のときに一本立てをさせ追肥を行います。通常は成長にあわせて追肥するのですが、葉っぱが黄緑になるような肥料不足を避けるため緑色を絶えず念頭に適肥料に神経を使っています。
水分の補給を日常忘れず、害虫にも注意を怠らず、愛情をもって育てるようにしており、育ってきた時の感慨は何にも代えがたい心境になります。
カブ・ホウレン草、小松菜などは9月中旬ごろが適日でしょう。天候や気温に気を配りながら栽培していますが、やはり土作りの大切さ元肥の資材が重要であることは間違いありません

 

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